第50代横綱　佐田の山関之像

有川町が生んだ第50代横綱佐田の山は、昭和31年1月に初土俵を踏み、五島の大自然と生活で鍛えた強靭な体と不屈の闘志で殊勲、敢闘、技能の三賞をはじめ六度の幕内優勝を果たしました。
引退後は伝統ある出羽海を襲名し、多くの弟子を育てると共に日本相撲協会理事長として数々の業績を残しました。
ここに町制施行70周年を記念し、偉大なる英雄の顕彰を永く後世に伝えるためにその勇姿を銅像として建立する。
建立日　平成14年10月17日

クロミンク鯨

この鯨種は南半球の海洋に産し、夏季(12～3月)に南極海のバックアイス近くまで分布して、ナンキョクオキアミを主とする微生物を食べて過ごし、冬季（7～9月）には熱帯海域で繁殖し、その間を毎年回遊して生活しています。
本種はシロナガスクジラの減少と共に資源が急激に増加し、1970年代から南極海捕鯨の対象でした。現在では日本が南極海で実施している鯨類捕鯨調査の対象となっています。
この骨格標本は、日本の調査船によって1995年1月30日に、南緯65度52分、西経177度38分で捕獲されたクロミンク鯨の固体から採集されました。成熟した雌で体長9.35m、体重7.80トンでした。
その横に並ぶクロミンク鯨は、体長9.6mの雌の実物大模型です。